開発でスクリプトや画面系のことばっかりに目が行きがちですが、FileMakerには、「データベースデザインレポート」というのがあります。
ぶっちゃけて言えば、開発仕様書を自動で作ってくれます。
例えば一つのプロジェクトが終わる時、まとめて開発資料を納品する場合などに「FileMaker内でのデザインやこのボタンで使っているスクリプトはこれですよ」というようなドキュメントが用意できます。
このとき、ドキュメントに含めるFMファイルは全て開いておく必要があります。
そうでないと、ここ↓で選択できません。
ざっくり全部含めて「作成」ボタンをクリックすると、ファイルの分量によりますがほどなく出来上がります。
だがしかし、FileMakerらしからぬ仕様書のデザインではないですかー!?
私の中で「ありえないっしょ」って言ってるんですけど。
これでいいと思ってるのかな〜?
できればそのプロジェクトで使っているテーマから背景を表示するとかいろいろあるんじゃないかなー。
これを見てどう活用するか、を考えてみたのですが、最終納品時のチェックや修正時のチェックでしょうか。
システムのリニューアル修正時にどこで何が使われているかをざっと確認するときや不要な変数やフィールドを削除する、スクリプト内容や使用箇所も展開されるので、解析作業をする際には手っ取り早くできそうです。
FMでもボリュームの大きい開発はそれなりに画面数やスクリプト数、もちろんテーブル数もあるので、手書きで画面を追うよりは効率がいい感じです。
誰か他にもっといい活用法があったら教えてください。