2023/06/08〜2023/06/12の5日間で開催された、デジタル庁マイナポータルハッカソンに一次審査を通過し、ハッカソンに参加してきました。
一次審査に通過するとは思ってなかったので、スコッと一次審査通過のメールが飛んできた時には、3回くらい見直しました。
個人97件、団体108件、合計205件の応募があったそうで、一次審査通過は、18チーム(個人含む)と公表されています。
すごいですね。
目次
何を提案した?
アイディアとしては普遍的かなと思いつつ、出したのがこちらのペラ紙一枚。(PDFで出したから1ページか)
3つの観点で書きました。
・本人の申告ではなく、実際に計測した医療情報から民間等のフィットネスアプリから適切な運動を提案
・運動をするごとに貯まるポイント
・貯まったポイントで買い物することでモチベを保つ
提案した内容で、何がポイントになったか最初はわからなかったのですが、応募要項に「民間との連携」や「国民全員が利用できること」などあったので、その辺が評価されたのかな、と思ってます。
実は締切日当日に「まだ応募してないけどどうしようかな」と迷って、ダメもとで出し、資料提出も含めたら締め切り時間超ギリギリでしたので、ビギナーズラックというやつなんでしょうか。。。
プレゼン道場
社会課題解決型のハッカソンでは、社会課題を解決するためにまだないサービスをアピールすることが主たる目的と言って過言ではないと思います。
というか、そうでした。
最初は、マイナポータルAPIさわれるのかな、と思って応募した面もあったのですが、もちろん、ダミー用のAPIで、サンプルアプリ開発にお役立てください、という感じでした。(そりゃそうだ)
当日、自分のアプリをアピールするのに、2分半という時間が与えられるので、プレゼン時間中にいかに早く、いかに長い時間そのアプリを紹介できるか、がポイントです。
このため、壁打ちやプレゼン道場の時間が設けられていて、みんなの前で2分半のプレゼンを何回かしました。
最初はモヤッとしていたアイディアを、何回も声にすることでスライドに落としやすくなりました。
もちろん、すでにアイディアが固まっていて、発表の練習をしたり微調整するチームがほとんどですが、降って湧いてきた機会の私には、プレゼン道場でみんなに聞いてもらったり、どのようなアクションをしていくか、どこを削ぎ落とすか、というのを図るいい機会でした。
メンタリングがすごかった
運営サイドの方のアドバイスやメンタリング、コーチングというのかな、の寄り添いがとても素晴らしかったです。
個人で参加している方どうしで一緒のテーブルに座って作業をしていたのですが、運営の方との話やアドバイスなどに耳を傾け、「なるほど!」とメモること多しでした。
特に、聞いている側がマイナスな印象になるようなことをプラスの言い方にしたり、資料の構成をどうするかなど、親身に、真剣に話を聞いてくれてアドバイスをしてくれました。
私の本業である開発での打ち合わせや相談に答えるときにも使える言い方や考え方だな、と今後の役に立ちそうなワード満載でした。
普通はもっとギスギスするんでしょうか!?
個人テーブルは、すごく和気藹々という感じでした。
期間中の様子
こちらでも紹介されています。
https://www.digital.go.jp/policies/myna_portal/hackathon/reports/
当日の様子
当日の様子や、結果発表などは、デジタル庁のページで紹介されています。
https://www.digital.go.jp/policies/myna_portal/hackathon/participants/
YouTubeでも公開されています。
参加してみて思ったこと
残念ながら賞を取るまでには至りませんでしたが、いつもとは違う方々とのコミュニケーションはとても楽しかったです。
私自身、セミナー等で喋ると言っても、最短でも5分だったり12分とか自分の得意分野での話だったり、オンラインで画面越しだったりするので、今回のように実際に審査員を前にアイディアを発表すること、伝えること、人と触れ合いながら開催期間を過ごすことなどがとても刺激的でした。
あと、今回はスライド作成がPowerPoint縛りだったので、いつもKeynoteを使っている私としては、パワポを使い慣れる前に終わってしまった感があり、悔やむ部分でもありました。
このため、次回あるかどうかわかりませんが、パワポでの資料作成や見せ方などをさらに勉強したくて、こちらを購入しました。
以上、いつもとは違うイベント参加のレポートでした。