【FileMaker】別言語から来た時に陥りやすい処理 – Loopでフィールドを変更?いやいやいや!

FileMaker Advent Calendar 2015、9日目です。

今日は、別言語から来たときに「えええ!?」となる話です。
別言語では、選択した件数分同じフィールドを変更するときはLoop処理を実装しますね。

FileMakerでは、

フィールド内容の全置換

が使えますね。

これを知るまでは、FileMakerでいちいちLoop処理の中でフィールドの内容を設定していました。
知ってしまうとなんて便利。

例えば、検索条件に従って抽出されたデータのフィールドを一括で変更します。
スクリーンショット 2015-12-05 20.23.44.png
はい、どこにもLoop処理はありませんね。

もちろん、FileMakerでもLoop処理はありますが、単純に一括でフィールドを変更するだけの場合はLoopせずにこの「フィールド内容の全置換」が使えます。

今回のスクリプトを実行する前の状態↓。
スクリーンショット 2015-12-05 20.19.59.png

スクリプトで、本日よりも以前に作成されたデータ、かつ、削除フラグがたっていないデータのnameフィールドを一括で変更します。

はい!
スクリーンショット 2015-12-05 20.24.11.png
一括で変更されています。

全置換を実行した際、修正日付を自動で設定している場合はもちろん修正日付(全置換した日付)が入るので修正したという情報も残せます。

「Loopするのめんどうだな」と思ったら全置換を使うことを考えてみてくださいね。