昨今の新型コロナウィルスの猛威はとても大きな現象ですね。
感染が分析されるに従って、どういう症状だと新型コロナウィルスかどうかがわかってきました。
私は医療関係者ではないので、診断はできませんが、日々の体調を管理するアプリであれば、単に体温を測るだけでない体調の記録もされていれば、最悪疾患した時の目安になるのではないかな?と思い、かつ、FileMakerのサンプルにもなるかなと思いアプリを作ってみました。
ズバリ、、、なセンスないネーミングですみません。(サンプルだから。。。)
iPadレイアウトで作ってあります。
何がどういうサンプルかというと、めんどくさくない小技を使うサンプルです。
なんのこっちゃ?
どうせならめんどくさい小技をどうすれば実装するサンプルを提供すればいいんじゃね?と思うかもしれません。
が、どうもお問い合わせいただく内容としてそんな小難しいことを要求されていないけれども、やりたいことは明確だ、ということが多いのです。
余談ですが、FileMakerのサンプルアプリならClaris Partnerさまが作った無料サンプルが公開されているのでそちらがとても参考になりますので、諸々自粛期間中にFileMakerの技を磨きたい場合はぜひダウンロードしてみてください。
さて、こちらで提供するサンプルはそんな無料サンプルには足元にも及びませんが、FileMakerをFileMakerと意識せずに気軽に家族で使ってみてください。
私も何人かのお子さまにサンプルを試してもらいましたが、何も説明なくてもスムーズに操作できました。
この辺の操作性は作りというよりは、導線をうまく配置できるかになりますね。
ただ、サンプルを動かすのは問題ありませんでしたが、その前の段階としてFileMaker GoをiPadにダウンロードするということとサンプルファイルをどのような場所でタップしてもらうか、、、が実はネックでした。
通常のアプリであれば、App Storeからインストールしたら即使えますが、FileMaker Goというアプリを動かす土台をまず用意しなければならないので、FileMakerを知らない一般の人(しかも子ども)には一つハードルが高いように思いました。(仕方ないけどね)
ゲームでもEpic Gamesなど土台があれば色々なゲームが楽しめるのと同じように考えればあまり敷居は高くないのかもしれませんが、手間であることには変わりありません。
まぁ、とりあえずこの記事を読んでいる方の9割9分はFileMakerを作る側だと思いますので、サンプルをiPadで動かして、そしてPCのFileMaker Pro Advanced 18でどう実装されているか確認して、参考になりそうなところがありましたらご自身のFileMakerアプリにも実装してみてください。
アプリ画面の紹介
他の画面、こんな感じで進みます。
アプリを使うのは一人と思っていたのですが、家族分管理できればいいよね、という声もあったので、名前を入力して複数人分登録・管理できるようになっています。
家族が使うということで、文言については難しい表現は使わず、漢字も使わずに実装しました。
チェック項目は、一画面で一つです。
11個あるのですが、画面上の進捗バーでどのくらいチェックが進んだかの見える化がされています。
チェックが終わったら、症状に対する自分の体調がどうだったかを確認できます。
記録したものは、一覧で表示します。
家族一人一人の時系列も確認できます。
ついでにグラフにしてみました。
この辺もFileMakerで実装するのって簡単だよと言いたかったので追加してみました。
サンプルファイルダウンロード
そんなサンプルは、githubからダウンロードできます。
COVID19check.fmp12
リンク先の”Download”ボタンをクリックして、ダウンロードしてみてください。
Tipsを解説します
このサンプルでのTipsについては、Qiitaで連載していきますので、今後ぜひそちらもチェックしてください。