よくExcelでも勤務表を自作したりしますよね。(しない?)
FileMakerでも同じように勤務表を作れます。
勤務表でめんどくさいのが時間の計算ですが、FileMakerの関数のHourを使えば簡単です。
Hour(Get(時刻)) + (Minute(Get(時刻))/60)
これで、「X時X分」が「X.X時間」となります。
これがわかれば、何時間働いたかも簡単に計算できます。
上の計算式の「時刻」は現時刻を求めるときに使う引数ですが、ここに「開始時刻」「終了時刻」それぞれの値を求めて減算するだけです。
やってみましょう。
勤務時間のオプションで、計算式を指定します。
この時、計算式で使用しているフィールドが空欄の場合に計算しない、というフィールドのチェックを外してください。
特殊な条件の時に計算することがあるかもしれないからです。
例えば、勤務中であったり徹夜とか。。。
式は次のようになります。
(Hour ( 終了時刻 ) + (Minute ( 終了時刻 )/60)) – (Hour ( 開始時刻 ) + (Minute ( 開始時刻 )/60))
レイアウトでは、勤務時間の表示を小数点第二位まで指定しています。
その他、月合計などの総勤務時間を計算するときは、この勤務時間を集計すれば済みます。
時間の計算も実務上ではよく出てくるので、取り上げました〜。