なんていう言葉で検索したらいいか迷う、このお題です。
FileMaker Goにcsvファイルを置いて、それを表示させるとかFileMakerアプリの中からデータファイルとして読み込むとかあるじゃないですか。
いわゆる、↓ここです。
FileMaker Goを開いて、”マイApp”にあるファイルです。
ここって、結局どの関数で場所がわかるの?
というお題です。
結果からいうと、
Get(ドキュメントパス)
で取得できます。
FileMaker Pro 8.0以降であれば、提供されている関数です。
ここにあるファイルリストを取得したい場合は、
Get(ドキュメントパス一覧)で取得できます。
なぜかこの関数は、FileMaker Pro 10.0からの提供ですね。
試しにFileMaker Pro AdvancedとFileMaker Goでやってみましょう。
使用するスクリプト
スクリプトは、FileMaker Pro Advanced,FileMaker Goとも同じ関数を使います。
FileMaker Pro Advancedでドキュメント情報を取得
では、通常PCでFileMaker Pro Advancedを実行している場合はどこがドキュメントパスになるかというと、こう取得できました。
ドキュメントフォルダ、日本語設定だと「書類」フォルダですね。
FileMaker Goでのドキュメントの情報を取得
次に、FileMaker Goにアプリをダウンロードして同じスクリプトを実行してみます。
それぞれのアプリケーションに割り当てられたドキュメントフォルダということですね。
FileMaker Go のファイル場所を把握しておく
今時はFileMaker Appからファイルを出力するときに保存先をどうするかフォルダ情報が自動で出たりしますが、FileMaker Go用にFileMaker Appを開発する時は、こうしたフォルダやファイル場所を知っておくこともちょっとしたときに役立ちますね。
これがどこで役立つかというと、先に挙げたデータファイル操作の他にも、FileMaker App内からファイルを出力する時のパスを指定するときとか、もちろんスナップショットリンクで出力したFileMaker Appを別のFileMaker Appに読み込む時や処理の自動化を測るときなど考えられますね。