さて、FileMakerのいいところは「保存」ボタンを押さなくてもそのままデータの更新ができて、システムを使うのに疎い方でも「保存」なんていうアクションを覚えなくてもいいところではないでしょうか?
確かにいいんですが、
「あ、間違えた」
というときにはちょっと面倒くさいですよね。
「修正する前は何を入力していたんだっけ!?」
となりますよね。
こういう時にデータを元に戻したい!ということを「ロールバック」といいます。
とりあえず一番簡単なのは、
レイアウトの自動更新をやめる
ことです。
「え、どこどこ!?」
このチェックを外すと、画面を離れる時にこういうメッセージが出てきます。
このダイアログボックスで「保存しない」を選択すると、入力したことが無かったことになります。(顔のシミも無かったことにしてほしい。。。)
はい、行が消えました。
今回は新規レコードの追加ですが、元々データが入っていた場合は、データの更新が無かったことになります。
これが一番お手軽で確実なデータのロールバックではないでしょうか。
いままでレイアウト設定を気にせず使っていた方、「万が一」の時のためにこういう設定を見直してみませんか!?