この記事は、JPOUG Advent Calendar 2014の12/12の小窓です。
Oracleから遠ざかって早何年という感じなので、活躍するプロの方々のようなすっごいネタではないです。
ちなみに去年参加した時の記事はこちら。
もうODBCで他DBへの接続を書いてしまったので、このネタは使えません。。。orz
なので、FileMakerがOracleにかなわない点とかなわないけどやっぱりFileMakerを押す理由を書いてみたいと思います。
かなわない点
そんなの、山のようにありますが、、、
Oracleを選択する理由って、それなりに規模が大きくてDBの専門家がいてくれると百人力だからかな。と個人的に思っています。
もちろん、SQLがここまで発展したのはOracleのおかげというのもアリですが、リレーショナルDBで商用とこだわるどこかの人にはOracleを進めておけば難はないと思っています。
そこからすると、カード型DBとしてスタートしたFileMakerですが、今ではリレーショナルDBに引けを取らないくらいリレーションシップがきちんと(?)はれるようになっています。
とはいえ、FileMakerでSQLはほとんどのケースでは不要ですので、FileMaker業界ではSQLを知らない人が結構いたりします。
リレーショナルDBで育ってきた私が最初にFileMaker関連の人と話していてびっくりした「アルアル」感その1でしょうか。
そういったところからすると、かなわない点としてあげる項目は、
技術者の層の厚さ
です。
逆に言えばSQLを知らなくてもDBを操作できる優れものですが、そうとは言ってもSQLを使う機会もあるので、あえて言わせていただきました。
あ、あと、DBと画面(Webサイトやシステム画面)が分離しているので、開発が一極集中しなくてもいいところがかなわないかな。
でもやっぱりFileMakerが好き
って言えるようになるには何年やればいいのかわかりませんが〜(苦笑)
まだまだ勉強中のFileMakerなので、調べまくって実装してテストしてっていうところから抜け切れていませんが、思った以上にシステム開発が少ないコストで出来上がる充実感はあります。
また、FileMakerは、Oracleなど他DBへの接続もODBC経由でできるので、FileMakerを使い慣れた人からすれば、天下(?)のOracleのデータが手元で扱える、と小躍りする気持ち?
ただこの辺はODBCはFileMakerから派生したものではないのでリレーショナルDBや他言語でのアプリケーション開発を経験した人の方に武があるように思います。
それから、重要なこと。
FileMakerファイル一つあれば開発環境を気にせずいつでもどこでも開発ができるので、働くママ技術者としてはとてもありがたいツールです。
子供が熱を出して寝ている横で仕事、子供が勉強している隣で仕事、子供がプラスチックの刀で殴りかかってきても仕事ができるのは、開発環境が一つしかないFileMakerだからこそだと思います。
〆たい
JPOUGのすっごいメンバーのネタのオンパレードからいきなりこんな小ネタで申し訳ないですが、気持ち的にはもっとOracleもFileMakerもガンガン絡んでいいと思うんです。
Oraclerのみなさん、ぜひとも少ない年内のうちにFileMaker Advanced Version 13(開発環境付き)を手にしてOracleとFileMakerで遊んでみてください。